GeoMx® Protein アッセイ

みなさまの研究の一助に

ハイプレックス空間プロテオミクス解析

GeoMxタンパク質アッセイは、1枚のFFPE切片または新鮮凍結切片で96種類以上のタンパク質を定量的かつ空間的に解析することができます。それにより、従来の免疫染色法と比べて非常に多くのマーカーの解析を1枚の組織切片で行えます。すべてのアッセイはマルチプレックスで行えることが確認されているため、アッセイの性能に悩まされて時間を浪費することなく、生物学的研究に注力することができます。 

Ordering Screen to TMA Screen

本製品でできること

GeoMxタンパク質アッセイは、光開裂性オリゴヌクレオチドを標識としてタンパク質に結合させ、nCounter®(最大96プレックス)またはNGS(100プレックス以上)のいずれかのプラットフォームで読み取ります。スライド上の組織切片に抗体をハイブリダイズした後、UV光を照射して組織からオリゴヌクレオチド標識を分離させます。分離した標識はnCounterによる標準的なアッセイでカウントするかNGSで読み取ります。カウント結果を組織の元の位置にマッピングすることで、タンパク質の存在量のデジタル空間プロファイリングが可能です。

GeoMX DSPで高質なデータが得られるよう、すべてのGeoMx®タンパク質アッセイについて徹底的なバリデーションを実施済みです。GeoMXの抗体バリエーションに関する詳細は、こちらのホワイトペーパーをご覧ください。

製品情報

Spatial Proteogenomics
GeoMx Protein Assays for nCounter
GeoMx Protein Assays for NGS
Customize your GeoMx Protein Assays
Spatial Proteogenomics

空間プロテオゲノミクス

マルチモーダル空間プロテオゲノミクス ワークフローを使用して、マルチオミクス研究を簡素化することができます。 このワークフローでは、同じ組織スライドから、NGS リードアウトで RNA とタンパク質を同時に検出することができます。 GeoMx RNA アッセイと GeoMx タンパク質アッセイの両方の感度を利用して、タンパク質の活性化と翻訳後修飾を測定する機能を使用して、転写から翻訳に至る生物学の全体像を捉えましょう。

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GeoMx Protein Assays for nCounter

免疫腫瘍学および免疫学

免疫細胞プロファイリングコアパネルには、ヒト検体で広範なプロファイリングができるよう18種類のターゲットが含まれています(マウス用は17種類)。また、GeoMx DSPで行うすべての実験に必要なコントロールも含まれています。ヒトおよびマウスを対象としたみなさまの研究に最も適した内容となるよう、最大6種類の10プレックスモジュールと任意のターゲット10種類を追加できます。

 

神経科学

神経細胞プロファイリングコアパネルには、ヒト検体で広範なプロファイリングができるよう20種類のターゲットが含まれています(マウス用は19種類)。また、GeoMx DSPで行うすべての実験に必要なコントロールも含まれています。ヒトおよびマウスを対象としたみなさまの研究に最も適した内容となるよう、最大6種類の10プレックスモジュールと任意の標的10種類を追加することができます。

GeoMx Protein Assays for NGS

NGSプラットフォームおよびパイプラインを利用して、数十から数百種類のタンパク質をターゲットとした空間プロファイリングが可能です。NGS用の4プレックスGeoMxタンパク質コアパネルには、GeoMx DSPでの実験に必要なコントロールも含まれており、任意の10プレックスモジュールを追加して解析が行えます。

Customize your GeoMx Protein Assays

GeoMxタンパク質アッセイには、当社のProtein Barcoding Service を利用して最大10種類の抗体を追加することができます。また、Abcam社の抗体を最大5種類追加することもできます。当社とAbcam社の提携に関する詳細をご確認のうえ、免疫染色用にバリデーション済みの6,000種類以上の抗体からGeoMxタンパク質アッセイのカスタマイズに利用するものを選択し、Abcam社から直接ご購入ください。

関連リソース

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崩壊性糸球体症のデジタル空間プロファイリング

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Key points: – diffusely infiltrative low-grade tumour with SMARCB1/INI1-deficiency (CNS LGDIT-INI1) has been proposed as a new entity – we report the first case of a child with a CNS LGDIT-INI1 with a high-grade AT/RT component at the time of initial surgery – methylation profiles of both the low- and the high-grade component yielded high similarity with ATRT-MYC – spatial transcriptome analyses showed upregulation of glioneuronal markers in the low grade component underlining the concept of diffuse infiltrative behaviour of CNS LGDIT-INI1 – high-grade tumour areas displayed increased translational activity and proliferation as well as MYC pathway activation.

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