従来のプロテオミクス研究に再定義をもたらす
GeoMx IO Proteome Atlas(IPA)は、がん免疫療法(IO)研究のためのアブカム社IHC検証済みヒト抗体のほぼすべてを搭載しています。最高のハイプレックス空間プロテオミクスパネルとして、FFPE検体での幅広いバイオマーカー探索を実現し、トランスレーショナル研究に貢献します。腫瘍や微小環境、免疫浸潤などのさまざまな組織コンパートメントでの、570種類以上のタンパク質を非破壊的にプロファイリングすることにより、新規タンパク質バイオマーカーや創薬ターゲットを速やかに発見することが可能です。従来の免疫組織化学(IHC)法や免疫蛍光(IF)法に比べ、スライド1枚からより包括的な生物学的情報を獲得できるGeoMx IPAは、組織学的研究に適したワークフローを備え、シームレスな導入が可能です。
タンパク質「解析力」を強化して
570種類以上のタンパク質を解明
GeoMxデジタル空間プロファイラー(DSP)の技術を駆使することにより、研究に最も重要な組織微小環境や細胞タイプについて理解を深め、がんに対する免疫反応や治療効果の背景にある生物学的特性について、より総合的なin situの全体像を把握することが可能です。幅広いタンパク質をカバーする包括的なパネルが、免疫、がん、代謝、エピジェネティクス、翻訳後修飾におけるさまざまなバイオマーカー探索を支援する力を是非ご活用ください。
1枚のスライド上で570種類以上の
タンパク質を可視化
GeoMx IO Proteome Atlas(IPA)は、超ハイプレックスプロテオミクスデータを提供することにより、包括的なIO研究に貢献いたします。パネルに含まれる抗体はすべて、アブカム社がIHCおよびその他さまざまな原理の異なるシングルプレックス手法により検証するとともに、ナノストリングがマルチプレックス検証を行っています。マルチプレックス検証は、FDA既承認のTMAを用い、29種類の組織タイプを含む77の正常ヒトコアと26種類の組織タイプを含む54の腫瘍ヒトコアについて実施しました。さらに、パネルに含まれる抗体すべてについて、90以上のヒト細胞株に対する特異性および感度に関するマルチプレックス検証を実施しました。
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アブカム社のIO研究用抗体カタログを入手
次の大型製品となるIO領域の空間バイオマーカー探索を支援いたします。また、1枚のスライドで570種類以上のヒトタンパク質ターゲットの発現を調べた後、オープンソースクローン情報をアブカム社に提供し、下流研究としてIHC検証を実施することが可能です。
タンパク質ターゲットリストを是非ダウンロードしてご覧ください。クローン情報もこちらからダウンロードできます。
貴重な FFPE サンプルからスライドごとにさらに多くの情報を取得
比類のないプレックスを使用してヒトサンプルから新しいタンパク質バイオマーカーと薬物標的を迅速に発見し、従来の IHC または IF アッセイよりもスライドごとにより包括的な生物学的情報を取得します。 スライド全体をスキャンしてスライドごとに複数のサンプルをスクリーニングするか、組織マイクロアレイ (TMA) を使用してスライドごとのサンプル数を最大化します。 全組織切片やオルガノイドなど、さまざまな種類のサンプルを処理します。
同じスライドからヒト全トランスクリプトームとIOプロテオームの発現を解析
空間プロテオゲノミクス ワークフローを利用し、同じスライドからヒトトランスクリプトームと 570 以上のタンパク質の発現を同時にプロファイリングすることで、新しい生物学と新しいマルチオミクスバイオマーカーを誰よりも早く発見してください。 GeoMx IPA の最新のプローブ化学により、連続切片による個別の検出と同じシーケンス深度とコストで、RNA とタンパク質の同一スライド同時検出が可能になります。
IPAのパフォーマンスは、IPA単独から IPA+WTA まで一貫しています。
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