CosMx™ SMI と AtoMx™ SIP は、最先端の装置と 人工知能を活用した解析を組み合わせます
CosMx™ 空間分子イメージャーは、AtoMx™空間バイオインフォマティクスプラットフォームを備えた初の完全統合型シングルセル空間生物学ソリューションです。
比類なきシングルセル空間解析ソリューション
CosMx™空間分子イメージャー(SMI)は、1回の実験で、自然環境における包括的なシングルセルマッピングを行い、深い生物学的知見を獲得することが可能です。
CosMx SMIでの研究の加速化に貢献するため、新たなクラウドベース解析ソリューションAtoMx™空間バイオインフォマティクスプラットフォーム(SIP)を開発いたしました。CosMx SMIでは二次解析が行われますが、AtoMx SIPによりさらなる解析を容易に行うことができます。CosMx SMIで得られたシングルセル空間データを簡単に解析・視覚化することが可能です。
細胞タイプ、細胞間の相互作用、細胞の状態を理解することにより、生物学的特性や疾患についてより良く解釈することが可能となります。
CosMx SMIの超ハイプレックス技術により、1000種類のRNAターゲットおよび64種類のタンパク質ターゲットをシングルセル・サブセルラーレベルの分解能で定量化・視覚化することが可能です。この技術を用いた細胞タイピングやパスウェイ解析により、細胞の状態、細胞機能、細胞間相互作用、細胞シグナル伝達を把握することができます。
CosMx SMIのための強力なデータ解析・視覚化ソフトウェアAtoMx SIPにより、ワンクリックで数百万ものシングルセルから新たな知見を獲得することができます。シングルセルデータの解析にコーディング経験は必要ありません。このベスト・イン・クラスの分析モジュールは、データから新たな知見を導き出す過程を加速化することを目的に開発されました。AtoMx SIPによりデータ解析の作業がシンプルになることで、研究に集中することができ、その成果を速やかに発表することができるようになります。
主なアプリケーション
細胞アトラス/細胞タイピング
既知の RNA およびタンパク質ターゲットの発現プロファイルを使用して細胞タイプを発見し、マッピングする
疾患の状態
組織内の分子 (RNA / タンパク質) および細胞組織の変化を視覚化および定量化する
リガンド‐受容体相互作用
相互作用する細胞間の最大 100 の古典的なリガンド受容体ペアの発現と相互作用を解析する
バイオマーカーの発見
空間的位置に応じて、同じ細胞タイプの異なる遺伝子発現と経路を明らかにする
組織微小環境
個々の細胞と相互作用する隣接細胞を調べることにより、細胞の近隣を理解する
本製品でできること
かつてない容易さで、組織検体からシングルセル・サブセルラーレベルの知見を獲得することが可能となりました。CosMx SMIにより、新鮮凍結(FF)組織はもちろん、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織からも、1000プレックスRNAアッセイまたは64プレックスタンパク質アッセイを行うことが可能です。
この効率性の高いワークフローは標準的なin situハイブリダイゼーション(ISH)法を組み込んでおり、組織拡張や清澄化、cDNA合成、増幅の必要はありません。組織検体を調製した後、スライドと付属のCosMx試薬をセットすれば、自動的にin situハイブリダイゼーションの反応サイクルが実行されます。
CosMx SMI上での組織の視覚化と平行して、機械学習によるアルゴリズムが画像上で細胞セグメンテーションを実行します。CosMxでの処理が終了した後の画像ファイルは、数回クリックするだけでAtoMx SIPで解析・解釈することが可能です。
見積り依頼はこちら
CosMx と AtoMx を使用して空間生物学の力を活用する方法を知りたい、価格が知りたいなどのお問合せはこちらからご依頼ください。