GeoMx®
TCR Profiling Add-On

あなたの 研究の一助に

HuWTAやCTAを拡張するための空間遺伝子発現解析アドオン

Human Whole Transcriptome Atlas(HuWTA)やCancer Transcriptome Atlas(CTA)にTCR Profiling Add-Onを組み込むことで、疾患の発症、進行、治療またはワクチン接種に応じた様々なT細胞受容体(TCR)のvariable遺伝子断片およびjoining遺伝子断片の発現について、FFPE組織や新鮮凍結組織で空間的プロファイリングが行えます。

本製品でできること

GeoMx® DSP用のTCR Profiling Add-Onには、ヒトTCRの4つの遺伝子座(α, β, γ, δ)の146種類のvariable領域およびjoining領域に対応したプローブが含まれており、FFPE切片でTCRの多様性に関するプロファイリングが行える初めての市販の空間解析です。

GeoMx HuWTAまたはCTAにはTCRのconstant領域に対応したプローブやT細胞の表現型および活性化の主要なマーカーが含まれているため、これらとともに使用することで、TCR Profiling Add-Onは様々な疾患や治療に対するT細胞の適応免疫応答を詳しく理解するための強力なツールとなります。

01:

空間生物学の実験をさらに優れたものに

GeoMxを使用した実験に新たな次元を加え、健康な体内と病気の体内におけるT細胞の適応免疫応答を、より詳細に理解できます。

02:

アノテーション情報

03:

カスタマイズ

T細胞マーカー、ノンコーディングRNA、合成DNA、外来遺伝子(例:CAR-T療法に用いるキメラ抗原受容体)など、各種RNAターゲットに対応した最大400種類のスパイクインプローブで、アッセイをカスタマイズできます。

04:

統合解析

GeoMx DSP DA Plug-inが発売されており、2023年秋にはBioConductorのVignetteが公開されます。こうしたデータ解析パッケージによって、データの品質チェックや正規化、area of illumination(AOI)あたりの定量限界の計算、TCRの多様性に関する統計量の計算(シャノンエントロピー、ジニ係数など)のほか、ヒートマップやボルケーノプロットの作成、TCRに関連するターゲットの空間的分布の確認が行えます。

アプリケーション

GeoMx TCR プロファイリング アドオンを HuWTA または CTA と組み合わせて使用すると、FFPE または新鮮な凍結組織で、さまざまな適用分野における疾患の発症/進行および/または治療反応/ワクチン接種の影響を空間的にプロファイリングできます。:

  • がんに対する T 細胞適応免疫応答に対する CAR-T 細胞または改変 T 細胞の影響の理解
  • 感染症に対する T 細胞の反応に対するワクチン接種の効果または病気の解決の影響のモニタリング
  • 固形臓器移植におけるT細胞介在性臓器拒絶反応の影響の研究
  • T細胞受容体の多様性の空間的局在化を、疾患の進行、重症度、または治療反応の予測または予後のバイオマーカーとして利用できる可能性

関連資料

Product Bulletin GeoMx® TCR Profiling Add-On Product Bulletin
Gene/Probe List GeoMx® TCR Profiling Add-On Gene List
Blog Post T-Cell Receptor Diversity…What Are You Missing?
Manual/Instructions Introduction to SpatialOmicsOverlay

サポート資料

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