Spatial Multiomics Dissects the Pancreatic Tumor-Immune Microenvironment -日本版

11月に第38回がん免疫療法学会 (SITC) 総会で行われたNanoString ワークショップを録画放送すると同時に、注目製品のGeoMx IO Proteome Atlasについて、日本チームの学術営業によりご説明をさせていただきます。

マサチューセッツ総合病院 (MGH) がんセンターの David Ting の研究室の Amaya Pankaj先生のラボでは、GeoMx IO Proteome Atlas と Human Whole Transcriptome Atlas を同時に使用して、同じスライドでの空間プロテオゲノミクスにより、膵臓腫瘍細胞と周囲の免疫微小環境との複雑な相互作用を解析しています 。 彼らの目的は、膵臓がんの文脈内で上皮間葉移行 (EMT) の役割を掘り下げることによって、EMT が腫瘍の進行にどのように影響するか、また EMT と免疫微小環境との相互作用に光を当てることです。
この研究は、膵臓がんの治療に潜在的に影響を与える可能性のある革新的な免疫治療戦略を理解する上で期待されています。

日時：2023年12月21日 (木) 15:00-16:00